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知っていたつもりの印象派 7

今回の印象派については以上になります。

少しは印象派について詳しくなっていただけましたか?

第1回の時に書いた疑問、印象派とは、写実主義が主体だった画界から、抽象主義が生まれるまでの間の過渡期に出手来たものかどうかは、もうお分かりいただけましたでしょうか?

今回は、モネを中心に印象派について書きましたが、印象派には他にも、ゴッホやゴーギャン、シスレー、ルノワールなどたくさんの有名画家がいます。こうした有名画家の作品を見るときに、少しだけでも、このブログでお読みいただき覚えたことを思い出していただけたなら、うれしいと思います。



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知っていたつもりの印象派 6

黒という色は存在しない・・・モネのライフワーク《睡蓮》

モネの絵の具箱には、黒のチューブが一本もありませんでした。彼にとって影とはあくまでも光の不在であって、影そのものが存在するわけではなかったからです。

晩年、日本式庭園を模した自宅の庭で、黙々と《睡蓮》の連作に取り組み続けたモネ。繰り返し描かれる睡蓮の画面からは、まず池の背景が消え、ディテールが消え、最後は色彩だけが渦巻く水面のみ残るりました。

1962年、死の時まで睡蓮は描き続けられました。
葬儀に参列したモネの旧来の友人であり、後にフランス首相となるクレマンソーは、棺を包む黒い布を取り払うように命じ、「黒は色ではない」と言ったとそうです。


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知っていたつもりの印象派 5

現代美術の潮流も〈印象派〉から生まれ出ていった

どちらかといえば癒し系のイメージが強い印象派ですが、彼らが生み出した新しい潮流は、やがて難解ともいわれる現代美術へと受け継がれていきます。

抽象絵画の父と呼ばれるカンデンスキーは、モネの絵と出会うことで初めの一歩を踏み出しました。光の洪水としか見えないモネの作風を通して、

「具体的な物を描かない絵があったっていいじゃないか」

と発想したのしたのです。

また、光を追うことで形を失っていった印象派は、その結果、“形の新しい捉え方”という問題を明らかにしてしまいました。

こうして、ピカソのキュビズムが出現するための種がまかれたのです。



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知っていたつもりの印象派 4

日本人の美意識と、つながりあいが共鳴する

モネの絵を世界で最も好むのは日本人だという話があります。その背景には、水墨画や浮世絵といった日本絵画が、もっとも印象派と非常に近い関係にあった事実が挙げられるのではないでしょうか。

それは“リアル”に対する考え方の共通性でもあります。

印象派以前の伝統的な西洋絵画が、モナリザなどに見られる緻密で曖昧さのかけらもない描写を“現実”だと考えるのに対して、印象派と日本絵画は正反対の立場をとっています。

その時々に偶然生まれたような筆のタッチを喜び、現実とは幻のように変化していくものだと考える日本人の感覚は、モネたちと同じ美意識に立っているからではないでしょうか。


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知っていたつもりの印象派 3

“かたち”は色彩へ  色彩は光へと解体されていく

印象派の画家たちは、それまで西洋絵画を支配してきた根本のルールを取り壊し始めます。
写実主義にある輪郭線、すなわち“かたち”に対する敬意を捨てていったのです。かわりに彼らが優位に置いたのが、色彩であり、光でした。我々の目に物が映るのは、そこに光があるからです。人が見ているのは物ではなく光なのです。

やがて彼らは競うようにして、光そのものをキャンバスへ定着させる方法を模索していきます。
ほとんど原色に近い絵の具を、小さな点のように画面に配置していくタッチは、印象派の画家に共通の戦略として定着していくのです。


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プロフィール

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代表取締役 登坂勇

「芸術の大衆化」を目指して

 長引く景気低迷にあえぎながらも、我々の周囲には溢れるほどの物質と情報が氾濫しています。かつてあれほど憧憬され期待された21世紀は確かにどこか歪な形で豊かな現在となり、同時に空球な日常となってしまったかのようです。
 耳を疑うような事件が繰り返される日々の中で、それでも遠く赤道のあたり、砂漠に緑を植え続ける人々がいます。
 環境を整備し、水を与えれば必ず息吹は蘇る・・・それは今ここに生きる我々にも言えることでは無いでしょうか。
 心の豊かさを忘れ日々の生活に疲れたそのとき、瑞々しさを取り戻すためには、アールブリアン株式会社が1985年創設以来変わらずに訴えてきた「感動する心」、それこそが、最も重要な生きる糧になるのではないかと我々は考えます。
 いつでも気軽に「感動」のきっかけとなりうる、芸術にふれられるように、我々は砂漠に緑を植えるべく、芸術の大衆化を目指し、真の豊かさを想像する環境造り追求してまいります。

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